心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅵ
肥満: 肥満、特に内臓肥満は、
冠動脈疾患のリスクを増やします。
内臓肥満はアテローム動脈硬化の他の危険因子、
つまり高血圧、
2型糖尿病、
コレステロール高値のリスクも増大させます。
減量によって、
これらすべてのリスクが減少します。
運動不足: 運動不足は、
冠動脈疾患の発症リスクを増大させることが示されており、
定期的な運動によってそのリスクが低下するという多くの証拠が報告されています。
運動はまた、
血圧低下、
コレステロール値低下、
体重減少などによって、
アテローム動脈硬化のその他の危険因子を改善する効果があります。
血中ホモシステイン高値: 血液中のホモシステイン濃度の高値は、
動脈内壁を直接傷つけ、
アテロームが形成されやすくなります。
さらに、
ホモシステイン高値によって血液のかたまりも形成されやすくなります。
加齢とともにホモシステイン値は高くなり、
女性では特に閉経後に高くなります。
血液中のホモシステイン濃度の高値は、
ホモシステイン尿症により起こります。
この疾患の患者では若年者でも広範囲なアテローム動脈硬化がよくみられます。
心臓に血液を供給する冠動脈だけではなく、
さまざまな動脈にアテロームが形成されます。
>>>次へ続く
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