2011年1月16日日曜日

感染症の病気 『結核  症状・合併症』 

結核で最もよくみられる症状はせきです。病気はゆっくり進行するので、初めは喫煙、かぜの名残、あるいは喘息(ぜんそく)が原因ではないかと思っているうちに、朝、せきをすると黄色や緑色のたんが出るようになり、やがて血液の筋が混じるようになります。大量の血液が混じることはまれです。


夜中におびただしい量の寝汗が出ることも、この病気のもう1つの症状です。汗が大量で、寝間着や寝具まで取り換えなければならないこともあります。ただし、寝汗は結核だけに特有のものではありません。せきと寝汗に加えて、全体的に気分が優れず、元気や食欲もなくなってきます。少したってから体重も減少してきます。


急に息切れがして胸痛がある場合は、肺と胸壁の間に空気(気胸)がたまっている徴候です。結核の約3分の1は胸水から症状が始まります。放置すると、感染が肺に広がるにつれて息切れが強くなります。


新しい結核感染症の場合、菌は肺から付近のリンパ節まで移動します。体の自然な防御機能が感染症を制御できれば、そこで感染症は止まり、菌は休眠状態になります。ところが、乳幼児の場合は自然の防御機能が万全でないため、リンパ節が大きく腫れて気管を圧迫し、高い音の空せきが出て、場合によっては肺虚脱まで起こることがあります。


また、リンパ管を伝って首のリンパ節まで感染症が広がることもあり、腫れたリンパ節から膿(うみ)が皮膚を破って出てきます。肺以外の結核(肺外結核)としては、腎臓とリンパ節に起こるものが最も多く、骨、脳、腹腔、心膜、関節(特に腰や膝[ひざ]など体重を支えている関節)、生殖器にも起こります。このような部位の結核は診断が困難です。

肺外結核は、疲労、食欲不振、ときどき出る熱、発汗、ときに体重減少がある以外は症状に乏しく、結核が生じた部位によって痛みや不快感があったりなかったりします。脳や脊髄(せきずい)を包む髄膜に感染する結核性髄膜炎は致死的な病気です先進国では、この病気にかかるのは高齢者がほとんどですが、開発途上国では、生まれたばかりの乳児から5歳までの小児に多くみられます。


発熱、持続する頭痛、首のこわばり、吐き気、眠気やときに昏睡(こんすい)などの症状が起こります。結核は脳に感染することもあり、結核腫という病巣ができることがあります。結核腫は、頭痛、けいれん発作、筋肉脱力感などの症状を起こします。結核性心膜炎は心膜を侵す結核です。この感染が起こると心膜が厚くなり、心臓と心膜の間に水がたまります。


こうなると、心臓のポンプ機能が損なわれ、頸静脈がふくれ(怒張)、呼吸が苦しくなります。腸結核は主に開発途上国でみられます。症状がないこともありますが、感染部に組織の異常増殖が起こり、間違って癌(がん)と診断されることがあります。










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