2011年2月16日水曜日

感染症の病気 『ウイルスによる感染症 かぜ2』 

かぜ 予防


かぜを起こすウイルスにはたくさんの種類があり、それぞれが時がたつにつれ少しずつ変化するため、有効なワクチンはまだ開発されていません。

衛生面に気をつけることが最善の予防策です。

多くのかぜウイルスは感染者の分泌物に触れることで広がるので、かぜを引いている人とその家族、職場の同僚などは、手洗いを頻繁に行うことが大切です。

くしゃみやせきをするときはティッシュペーパーで口を覆い、済んだらきちんと捨てます。

かぜを引いている人は、できれば別の部屋に寝た方がよいでしょう。

せきやくしゃみが出る場合は、他の人にうつすといけないので、学校や仕事を休むべきです。

複数の人が使う共有物や室内の手で触れる部分のふき掃除も、かぜのウイルスが広がるのを抑えるのに有効です。


エキナシアやビタミンCの大量摂取(1日2000ミリグラムまで)はかぜに効くといわれますが、実際にかぜを予防するかどうかは証明されていません。

インターフェロンを鼻に噴霧すると、ライノウイルスによるかぜにかかる率が下がります。

しかし、インターフェロンは鼻を刺激して出血を起こしたり、また他のウイルスには効きません。

かぜ 治療


かぜを引いたら温かく安静にして、他の人にうつさないようにします。

熱があったり症状が激しい場合は、外出を控えます。

水分を摂取し、加湿して蒸気や霧を吸入することは、分泌物をゆるくして外へ出しやすくします。


現在市販されている抗ウイルス薬はかぜには効きません。

治験段階にあるプレコナリルという抗ウイルス薬は、かぜの期間を短縮し、症状緩和に効果があるとされ、近い将来発売されるようになるでしょう。

抗生物質については、鼻水やせきで色のついた粘液が出たときでさえ、かぜには効きません。


エキナシア、亜鉛製剤、ビタミンCがかぜに効くとよくいわれます。

小規模の研究では、これらを有効とするものもありますが、厳密に管理された大規模臨床試験での有効性は確認されていません。


かぜの症状を緩和する薬がいくつか市販されています。

しかし、それらの薬はかぜを治すわけではなく、かぜ自体は1週間ほどでいずれにせよ治ってしまうので、こうした薬は症状によって飲んでも飲まなくてもよいとされるものです。

症状別にそれぞれ異なるタイプの薬剤があります。

血管収縮薬には鼻づまりを緩和する作用があり、抗ヒスタミン薬には鼻水を止める作用があります。

せき止めシロップには、たんをゆるくしてせきが出やすくなるようにするものと、せき自体を抑えるものがあります。

ほとんどが数種の薬剤を組み合わせた混合薬として市販されていますが、個別に入手することもできます。抗ヒスタミン薬は眠気を起こすことがあり、高齢者には特に問題となります。


アスピリンはライ症候群にかかる危険性が高くなることから、小児には勧められません。

せき止め薬についても、せきを無理に抑えてしまうと気道にたまった分泌物や異物を除去できなくなるので、安易な使用は避けるべきです。

ただし、睡眠を妨げるような激しいせきや、せきによる強い不快症状がある場合は、せき止め薬を使用してもよいでしょう。





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