2011年2月12日土曜日

感染症の病気 『真菌感染症 ブラストミセス症』

ブラストミセス症は、北アメリカブラストミセス症やギルクリスト病とも呼ばれ、ブラストミセス‐デルマティティジスという真菌によって起こる感染症です。


ブラストミセスの胞子は、呼吸の際に吸いこまれて気道を通り、体内に入ると考えられています。


ブラストミセス症は主に肺を侵しますが、血流に乗って皮膚など体の他の部位に広がることもあります。


この感染症のほとんどは米国の南東部とミシシッピ川流域で起こりますが、アフリカでも広範囲にわたる地域で発生が散見されています。


20〜40歳の男性に多くみられますが、他の大半の真菌感染症とは異なり、エイズ患者に多いというわけではありません。


ブラストミセス症 症状 診断


肺のブラストミセス症は、発熱、悪寒、大量の発汗などの症状により徐々に発症します。


胸痛、呼吸困難、たんを伴うせき、たんを伴わないせきもみられます。


肺感染症は一般にゆっくり進行しますが、治療しなくても快方に向かうこともあります。


ブラストミセス症が広がる場合、体のいろいろな部位に感染しますが、最も多いのは皮膚、骨、尿路や生殖管への感染です。


皮膚の場合には、非常に小さくて膿(うみ)をもった丘疹がいくつもできます。


次に、それがいぼ状の斑になり、周りを痛みのない小さな膿のかたまり(膿瘍[のうよう])が囲みます。


骨の場合には、痛みのある腫れが生じます。


男性では、精巣上体(精巣につながった細長い器官)が腫れて痛み、前立腺炎を起こして不快な症状が出ることもあります。


ブラストミセス症の診断は、たんや感染組織のサンプルを顕微鏡で調べ、培養して確定します。



ブラストミセス症 経過 治療


ブラストミセス症は、アムホテリシンBの静脈注射か、イトラコナゾールの内服で治療します。


治療を受けると症状はすぐに軽快しますが、薬の投与は数カ月にわたって続ける必要があります。


治療せずに放置すると、感染症は次第に悪化し、死に至ります。












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