日焼の治療
日焼けしてヒリヒリし熱くなっている皮膚は、
冷たい水を含ませた湿布をすると症状が和らぎます。
皮膚用の保湿剤も同様ですが、
使う製品は皮膚に刺激を与えるおそれがある麻酔薬や香料が
含まれていないものでなくてはなりません。
非ステロイド性抗炎症薬は皮膚の痛みや炎症を和らげます。
ステロイドの錠剤も炎症を鎮めますが、
日焼けの状態が最も深刻な場合しか使いません。
抗生物質のやけど用クリームは、
ひどい水疱ができている場合にのみ使用します。
日焼けでできた水疱の多くは自然に破れるので、
できてから3〜4日たってもまったく破けない場合を除けば、
つぶしたり吸引する必要はありません。
日焼けした皮膚が感染症を起こすことはめったにありませんが、
もし起こした場合は治るのに時間がかかります。
その場合は医師の診察を受け、
感染症の程度に応じて必要なら抗生物質を処方してもらいます。
日焼けした皮膚は数日のうちに自然に治りはじめますが、
完全に元の状態に戻るには数週間かかります。
日焼けした皮膚がむけた後の新しい表皮は、
薄くて最初のうちは日光にかなり敏感なので、
数週間は日焼けしないよう保護します。
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