2011年6月19日日曜日

鼻・のどの癌!『喉頭癌 続き』

喉頭癌 診断 経過


病期診断では、


癌の大きさと広がりに基づいて癌がどの程度進行しているかを示します。


医師は病期を基に治療方針を定め、


経過の見通し(予後)を予測します。


喉頭癌の病期(ステージ)は、


原発腫瘍(最初にできた癌)の大きさと位置、


首のリンパ節への転移の数と大きさ、


体の遠隔部位への転移を示す証拠などの条件によって分類されます。


ステージIは癌がまだ進行していない段階、


ステージIVは最も進行している段階を示します。


癌が大きいほど、また広い範囲に転移しているほど、


経過の見通しは悪くなります。


筋肉、骨、軟骨組織まで癌に侵されている場合には、


治癒の見込みは低くなります。


小さな癌で、転移がない場合の5年生存率は90%近くであるのに対し、


局所リンパ節への転移がある人では5年生存率は50%未満となります。


局所リンパ節以外にも転移している場合は、


2年以上生存できる確率は非常に低くなります。




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