2011年7月12日火曜日

骨・関節の感染症!『骨髄炎』

骨髄炎は、マイコバクテリウム属などの細菌感染が原因で起こる骨の感染症ですが、


真菌の感染が原因となる場合もあります。


骨髄炎は、主に年少児や高齢者に多くみられますが、


どの年齢層の人にも起こりうる病気です。


また、重い病気がある人にも発症しやすい病気です。


骨への感染が起こると、骨髄(骨の中心部にある軟らかい組織)が腫大します。


腫大した骨髄は、それを取り囲んでいる硬い皮質骨を圧迫するため、


骨髄内の血管が圧迫され、骨への血液供給が減少します。


血液の供給が十分に行われないと骨の一部が壊死(えし)を起こします。


骨髄から外に感染が広がり、


筋肉など周囲の軟部組織内に膿(うみ)がたまって膿瘍(のうよう)を形成することもあります。



骨髄炎


原因

骨が感染を起こす場合の経路は3つあります。


血流によるもの(体の別の部位から血液を介して骨へ感染する)、


細菌などが直接侵入して感染するもの、


隣接する骨や軟部組織から感染するものです。


骨髄炎は、多くの場合、小児では腕や脚の骨端部、


成人(特に高齢者)では脊椎(椎骨)に発症します。


腕や脚の骨と脊椎の感染は、主に血流経由で起こります。


脊椎の感染症は脊椎性骨髄炎と呼ばれ、人工透析を行っていたり、


麻薬を注射している人に、特によくみられます。


細菌や真菌類の胞子は、開放骨折、骨の手術、


汚染された物体が骨に刺さった場合などに直接骨に侵入して感染します。


骨髄炎の原因菌で最もよくみられるのは、黄色ブドウ球菌です。


結核菌(結核の原因となる細菌)は、


脊椎に感染して骨髄炎を引き起こすことがあります。


骨髄炎は、股関節やその他の部位の骨折を固定するための


金属プレートなどと骨が接している部分でも起こります。


たとえば、人工関節の周囲に細菌や真菌類が感染することがあります。


原因となる細菌は、人工関節を取りつける際にその周囲の骨に入りこむこともあれば、


術後に感染することもあります。


体内に入れられた人工物はすべて感染症の温床になることがあります。


骨髄炎は、隣接する軟部組織の感染から波及して、


数日から数週間後に骨へと広がることもあります。


この種の感染は、高齢者に多くみられます。


このような感染は、外傷、放射線療法、癌(がん)、


血行不良や糖尿病によってできた皮膚潰瘍(特に足の潰瘍)などの損傷を受けた部分でよく起こります。


上顎洞、歯肉、歯で起こった感染は、頭蓋骨へ広がることがあります。


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