人や動物に手をかまれると感染症を起こすことがあります。
その他の感染症には、ひょう疽、爪周囲炎、ヘルペス性ひょう疽があります。
かみ傷による感染症
最も多い原因は、口のあたりを殴って、こぶしが歯で傷つくケースです。
動物にかまれるケースも多くみられます。
動物でも人間でも、傷口からさまざまな種類の細菌が汚染します。
どのようなかみ傷でも、潜在的に重篤な感染症を引き起こす可能性があります。
傷口は外科的に切開して洗浄します。
関節の感染症(化膿性関節炎)を予防するために抗生物質を投与します。
そうしなければこぶしの関節が永久的に破壊されてしまうこともあります。
人間や動物のかみ傷の細菌は、
多くの抗生物質に耐性をもっていることがありますが、
一般にアンピシリンやペニシリンには感受性があります。
ひょう疽
ひょう疽は、指先の軟組織(指の腹)に起こる感染症です。
指先が感染症を起こすと膿瘍ができます。
これによって周囲の組織が圧迫されて壊死を起こします。
指先がひどく腫れ、硬くなり、ズキズキと痛みます。
ひょう疽は患部の診察所見から診断します。
すぐに治療しなければ、その下にある骨、関節、腱にまで感染が及ぶことがあります。
症状が軽症であれば、1日に数回患部を温水に浸して血流を良くします。
通常は抗生物質が必要になります。膿瘍は外科的に膿を出して治療する必要があります。
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2011年8月13日土曜日
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