2011年9月11日日曜日

脳・脊髄・神経の病気の診断!『診断の検査』 ⑦

筋電図


筋電図は、小さな針を筋肉に挿しこんで、筋肉が休んでいるときと収縮しているときそれぞれの電気的活動を記録したものです。


正常なら、休んでいる筋肉は電気活動を起こしません。


わずかでも収縮があれば活動電位が発生し、強く収縮するほど電位が増大します。


筋電図検査は神経伝導試験と併せて、筋肉、末梢神経、脊髄神経根、神経筋接合部の病気の診断に利用されます。


神経と筋肉との接合を弱める病気があると、筋肉に異常な電気活動が起こります。


このような病気には、手根管症候群と糖尿病性神経障害があります。


神経は正常で筋肉自体に異常があると、異なる筋電図がみられます。


多発筋炎は、このような筋肉疾患の1例です。




神経伝導試験


神経伝導試験では、運動神経や感覚神経が信号を伝える速度を測定します。



この試験はまた、筋力低下などの症状が神経の病気によるものかどうかを判定するときにも行われます。


もし筋力低下が神経の病気によって起きている場合は(神経が手首の靭帯[じんたい]に締めつけられている手根管症候群など)、神経伝導速度は遅くなります。

筋力低下が筋肉の異常による場合は、神経伝導速度は正常のままです。


脳または脊髄の病気が原因の場合は、神経伝導速度と筋電図の結果はともに正常です。


正常な神経と正常な筋肉をつなぐ接続部(神経筋接合部)に機能異常があるときにも、筋力低下が起こります。


この例には、重症筋無力症、ボツリヌス中毒、ジフテリアなどがあります。


検査する神経に弱い電気刺激を与え、インパルスを出させます。


計測は、皮膚の表面に複数の電極を貼るか、または侵されているとみられる神経経路に沿って針を数本挿しこんで行います。


インパルスは神経に沿って進み、最後に筋肉に到達して収縮させます。


このインパルスが筋肉に到着するまでの時間と、電極や針から筋肉までの距離を計測して神経伝導速度を算出します。


神経と筋肉の間の接合部が正常に機能しているかどうかを調べるために、1本の神経に繰り返し刺激を加える場合もあります。


接合部では、神経インパルスは神経から筋肉へ移動しなければなりません。


もしこの接合部が重症筋無力症などで正常に機能していない場合は、神経伝導試験で神経に繰り返し刺激を与えると、筋肉の反応が次第に弱まっていきます。












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