2011年10月17日月曜日

神経系の腫瘍!『脳腫瘍』 ②

脳腫瘍 症状

脳腫瘍の症状は、良性か悪性かにかかわらず現れ、多くの異なるものがあり、突然発症するものも、徐々に進行するものもあります。

どの症状が最初に現れ、どのように進行するかは、腫瘍の大きさ、増殖速度、発生部位によって異なります。

脳の部位によっては、たとえ小さな腫瘍でも壊滅的な影響をもたらすこともあれば、腫瘍が比較的大きくなるまで症状が現れないこともあります。

当初は、腫瘍によって神経組織が圧迫されたり、引っぱられたりしても、これらの変化をうまく代償できるので、症状は現れません

脳組織が破壊されたり、頭蓋内圧が上昇して脳を圧迫しはじめると症状が現れてきます。

腫瘍が拡大するにしたがって頭蓋内圧が上昇します。どんな脳腫瘍でも、最終的には頭蓋内圧が上昇します。

体の別の部分で発生した癌が脳へ転移した場合は、元の癌による症状も現れます。

たとえば肺癌が転移した場合は、脳腫瘍による症状に加えて、血の混じったたんを伴うせきが出ます。

頭痛のほとんどは脳腫瘍によるものではありませんが、脳腫瘍の最初の症状が頭痛であることはしばしばあります。

脳腫瘍による頭痛は時間とともにより頻繁に起こるようになり、最終的には痛みが常に持続するようになります。

横になっているときに悪化することが多く、眠っていたのに眼が覚めることもあります。

徐々に成長する腫瘍では、患者が目覚めたときに悪化するのが典型的です。

このような特徴的な頭痛が、それまで頭痛がなかった人に起きた場合は、脳腫瘍が考えられます。

脳腫瘍は、人格の変化を起こします。

たとえば、内向的で気分が変わりやすく、しばしば仕事がうまくいかなくなります。

患者は眠気や混乱を感じ、ものごとを考えられなくなったりします。

このような症状は、しばしば本人よりも家族や同僚が気づきます。

特にうつ状態と不安感のどちらかが突然現れたような場合には、脳腫瘍の初期症状である可能性があります。

奇妙な行動が起こることは、まれです。

高齢者では、ある種の脳腫瘍による症状が、痴呆の症状と誤解されることがあります。

脳腫瘍のその他の一般的な症状には、めまい、平衡感覚喪失、協調運動障害などがあります。

後日、頭蓋内圧の上昇に伴って吐き気、嘔吐、眠気、嗜眠(しみん)、間欠熱、昏睡が起こります。

また一部の脳腫瘍は、けいれん発作を引き起こします。

腫瘍に障害された脳領域に応じて、腕、脚、体の片側の筋力低下や麻痺(まひ)が起こり、熱感、冷感、圧力、軽い接触やとがったものに触れたときに感じる皮膚の感覚能力が損なわれます。

言葉を理解して表現する能力を失うこともあります。

腫瘍は聴覚、嗅覚、視覚にも影響を与え、複視や失明などの症状が現れます。

たとえば下垂体腫瘍は、そばにある視神経(第2脳神経)を圧迫するため、周辺視力が損なわれます。

腫瘍が脳幹を圧迫すると、脈と呼吸が異常に速くなったり遅くなったりします。

これらの症状がどれか1つでもあれば、重大な病気が考えられるので、ただちに医師の診察を受けてください。

腫瘍によって脳室を通る脳脊髄液の流れが遮られると、脳脊髄液がたまって脳室が拡大し水頭症を引き起こして、頭蓋内圧が増大します。

水頭症になると、頭蓋内圧上昇などに加えて、眼球が上方に動きにくくなる症状が現れます。

また乳幼児では、頭部が拡大します。

頭蓋内圧が非常に高まっても、頭蓋骨は広がることができないため、脳が下方へ押されて脳ヘルニアを生じます。

脳ヘルニアは、大きく分けて2種類あります。

テント切痕ヘルニアでは、脳の上部(大脳)が、脳の下部(小脳と脳幹)と仕切られている比較的硬い組織の小さな開口部(テント切痕)から押し出されます。

このタイプのヘルニアでは意識が低下し、腫瘍と左右反対側の体に麻痺が起こります。

小脳扁桃ヘルニアでは、脳の下部に発生した腫瘍が、小脳の最下部(小脳扁桃)を頭蓋の底にある開口部(大後頭孔)へ押し出します。

その結果、呼吸、心拍、血圧をコントロールしている脳幹が圧迫されて機能不全を起こします。

すぐに診断して治療しなければ、小脳扁桃ヘルニアは急速な昏睡と死亡をもたらします。


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