2012年1月23日月曜日

肝臓病≫肝性脳症

肝性脳症(門脈体循環性脳障害、肝性昏睡[こんすい])は、


       正常であれば肝臓で除去されるはずの毒性物質が血液中に増えたために、


       脳の機能が低下する病気です。


       腸から血流の中に吸収された物質は肝臓を通過し、


       このときに毒性物質が除去されます。


       毒性物質の多くは普通のタンパク質が消化されてできた分解生成物です。


       肝性脳症では、肝機能の障害のため毒性物質が血液中から除去されません。


       また肝臓の病気のために、


       肝臓に血液を供給する門脈系と静脈系(体循環)の間にバイパスが形成され、


       毒性物質がこの回路を通って肝臓を迂回してしまうことがあります。


       門脈圧亢進症の治療のためのバイパス手術(門脈と体循環間のシャント)


       でも同様の影響が生じます。


       いずれの場合も結果として毒性物質が脳に入り、


       脳の機能に影響を与えます。


       どの物質が脳に有毒であるのか、詳しいことは解明されていません。

       しかしアンモニアなど、


       タンパク質の分解生成物が血液中に高濃度で存在することが影響するとみられています。


       長期にわたる肝臓の病気(慢性肝疾患)の患者では、


       急性の感染やアルコールの大量摂取など、


       肝臓にさらに損傷が加わる出来事が引き金となって、


       肝性脳症を発症するのが一般的です。


       また、タンパク質を含む食品を食べすぎたために、


       タンパク質の分解生成物の血中濃度が高くなって発症することもあります。


       食道静脈瘤からの出血など、


       消化管の出血でもタンパク質の分解生成物が蓄積し、


       脳に直接影響を及ぼすことがあります。


       特定の薬が脳症を引き起こすことがあり、


       特に一部の鎮静薬、鎮痛薬、利尿薬ではそのおそれがあります。


       こうした原因による脳症は、その原因が取り除かれれば治ります。



     続く>>> 肝性脳症 Ⅱへ










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