2009年8月4日火曜日

腎臓ってどんな臓器?

 それぞれに血管がつながっていて、たえずたくさんの血液が心臓から休む事なく送り込まれています。 腎臓のフィルター、例えば、ろ過装置のような働きにより、その血液はきれいになり、再び送り出されて体内を巡っていくのです。

※腎臓にはどんな働きがあるのか?

腎臓には私たちが生きていくために必要な、いくつかの大切な役割があるのです。
●数 左右に一つずつあります。
●かたち そら豆のような形をしています。
●大きさ 大人の握り拳より、やや小さめです。
●重さ 120グラム~150グラムぐらいの重さです。
●場所 腰のやや上くらいにあり、背中よりです。
①血液中の老廃物の排泄
  血液を濾過して、血液の中の老廃物を除去し、尿をつくります。そして体内から除去します。
②水分の調節
  尿の濃さや量を調節し、体の中の水分を一定に保っています。
③電解質のバランスの調節
  血液の電解質濃度(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシ
  ウムなど)を調節します。
④ビタミンDの活性化
  ビタミンDを活性化して、カルシウムの吸収を促進します。
⑤血液を弱アルカリ性に保つ
  血液中のpHは7.4で、弱アルカリ性に保たれています。腎臓で、重炭酸を作り体に溜まった酸性物質を中和し、血液を弱アルカリ性の状態に保っています
⑥造血刺激ホルモンの分泌
  腎臓からは造血刺激ホルモン(エリスロポエチン)というホルモンが分泌されます。これが不足すると貧血になります。
⑦血圧の調整を行う
  血圧が下がり、腎血流量が減少すると、腎臓からレニンという ホルモンが分泌され、血圧を上げるように働きます。
⑧不要になったホルモンの分解・排泄を行う
  体にとって不要なホルモンを選択し、壊したり、捨てたりしています。

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