2011年1月17日月曜日

感染症の病気 『結核  予防 』 

予防には、病気の感染を抑えることと、病気が活動性になる前の早期感染症の段階で治療するという2つの柱があります。


結核菌は空気感染をするので、十分な換気をし、新鮮な空気を取り入れることで空気中の細菌の量を減らし、感染を抑えることができます。また、ホームレスの保護施設、刑務所、病院や救急外来など感染のリスクの高い人々が集まる場所には、殺菌用紫外線装置を設置して空気中の結核菌を殺すことも予防対策になります。


結核菌は活動性結核の場合にのみ感染力をもつので、活動性結核を早期に発見して治療することが、感染拡大を抑える最も良い方法の1つです。活動性結核の人は、せきをするときにはちり紙などで口を押さえ、菌が周囲に飛び散らないよう注意し、せきが出なくなるまでは隔離状態にいるべきです。


適切な抗生物質で数日間治療を行えば、病気をうつす可能性は低くなり、1〜2週間で隔離の必要もなくなります。ただし、乳幼児やエイズ患者など感染するリスクの高い人がいる職場で働いている人の場合は、繰り返したんの検査をして、感染の危険がなくなったことを確認してからの復帰となります。


治療を受けてもせきが続く、きちんと薬を服用することができない、薬剤耐性の結核にかかっているなどの場合は、病気のまん延を防ぐために隔離期間が長くなります。


予防の2つ目の柱は、ツベルクリン反応検査で陽性となったが、まだ発病していない人々への治療です。これにはイソニアジドがたいへん有効で、6〜9カ月間毎日服用することにより、活動性結核になる前に感染を食い止めることができます。


リファンピシンとピラジナミドの併用を2カ月間、あるいはリファンピシン単剤を4カ月間という新しい短期間の治療法も開発されています。予防投与は、ツベルクリン反応検査が陽性だった若い人には明らかに有益な方法です。


また、高齢者でも、最近ツベルクリン反応が陽転した人、感染者と接触した人、免疫機能が低下している人など、結核のリスクが高い場合には行う価値があります。一方、長い間結核が潜伏状態にある高齢者の場合は、抗生物質の毒性による危険の方が、結核が活動性に転じる危険より高いおそれがあります。


ツベルクリン反応検査が陽性の人がHIVに感染すると、活動性結核に転じる確率が非常に高くなります。ステロイド薬の投与を受けたときも同様で、潜伏していた結核が活動性になる危険が大幅に増します。したがって、これらの場合は潜伏している結核感染を治療する必要があります。


開発途上国の多くでは、BCGと呼ばれるワクチンが髄膜炎などの重い合併症を防ぐ目的で、結核菌に感染しやすい高リスクの人に使用されています。しかし、BCGの意義については議論が分かれており、結核にかかる危険が非常に高い国でのみ使用されています。


現在、より効果の高いワクチン開発に向けて研究が行われています。生後すぐにBCGを接種した場合、約10%の人が結核菌に感染していないにもかかわらず15年後にツベルクリン反応検査で陽性を示します。ただし、結核は多くの国で忌まわしいものとされているため、活動性結核はもちろんのこと、


潜伏感染であろうとも感染しているということを認めたがらない傾向があり、そのため、ツベルクリン反応で陽性の結果が出た場合、生後すぐに受けたBCGのせいにしているケースもままあります。












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