2011年1月17日月曜日

感染症の病気 『結核  治療 』 

結核に有効な抗生物質はたくさんあります。しかし、結核菌は増殖が非常に遅いので、具合がすっかり良くなってからも長い間治療を続ける必要があり、通常は6カ月以上抗生物質を服用し続けなければなりません。そうしないと、菌を完全に排除することができず、再発を招きやすいのです。


このように長期にわたって毎日薬を服用し続けることは、大半の人にとって苦痛であり、さまざまな理由から、具合が良くなると治療をやめてしまう人もいます。これを防ぐため、結核については直接監視下治療(DOT)と呼ばれる方法で治療を行い、薬の管理を医療スタッフに任せる方法が推奨されています。


この方法では、患者が薬を服用したかどうかを医療スタッフが毎回必ず確認するので、治療期間が短縮されるケースが多く、薬の投与も通常は週に2〜3回ですみます。結核の治療には、作用の異なる2種類以上の抗生物質を組み合わせて使います。1種類だけで治療すると、その薬に耐性をもつ菌を体内に少数残してしまうことになるからです。


他の菌であれば大半は再発を起こすほどの数ではありませんが、結核の場合は単剤で治療すると、その薬に耐性をもつ結核が起きてしまいます。初期の集中治療段階では、治療期間を短縮し、菌に薬剤耐性が最初からあったとしても治療を確実に成功させるために、第3、第4の薬を併用します。


最もよく使われる抗生物質はイソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、ストレプトマイシン、エタンブトールです。イソニアジドは1万人に1人の割合で肝臓の障害を引き起こし、吐き気、嘔吐、黄疸(おうだん)などが現れることがあります。リファンピシンも、特にイソニアジドと併用した場合に肝臓に障害を与えることがあります。


これらの副作用は薬をやめればなくなります。ピラジナミドも肝臓の障害や痛風を引き起こします。ストレプトマイシンは内耳の神経を障害し、めまいや軽い難聴を引き起こします。エタンブトールは視神経に作用し、ものがぼやけて見え、色覚の低下を起こすことがあります。しかし、95%の人ではこれらの薬剤を使って重い副作用もなく治療に成功し、結核を完治することができます。


これらの薬剤には、さまざまな併用法や投与スケジュールがあります。イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドの3剤を1つに含むカプセルも出ており、毎日服用しなければならない錠剤の数を減らし、薬剤耐性が生じる可能性を下げるのに役立っています。


薬剤による治療計画を忠実に守っていれば、手術で肺の一部を除去しなければならなくなることはまずありませんが、薬剤に非常に強い耐性を示す感染症や、たまった膿を抜き取る場合などは、手術が必要となります。結核性心膜炎によって心臓の動きがかなり制約されている場合は、心膜を外科的に除去する必要があります。脳に結核腫ができた場合も、手術で摘出します。













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