2011年4月18日月曜日

消化器の病気 『胃腸炎 -化学物質食中毒 続き』 

シガテラ中毒の原因となる魚は400種類以上あり、生息範囲もフロリダの岩礁、西インド諸島、太平洋にまで及びます。


毒素は、海の微生物である特定の渦鞭毛(うずべんもう)藻類によって産生されます。


魚がこの微生物を食べることにより、魚の体内に毒素が蓄積されます。


大きく成長した魚は小さな幼魚より毒を多く含んでいます。


毒素は魚の味には影響を与えません。現在のところ、この毒素を破壊できるような調理方法はありません。


初期症状は腹部のけいれん痛、吐き気、嘔吐、下痢で、食後2〜8時間で起こり、6〜17時間続きます。


その後、かゆみ、チクチクする感覚、頭痛、筋肉痛、交互に起こるのぼせと寒気、顔面痛などが起こります。


こうした感覚異常が数カ月間にわたって続き、日常生活に差し支えることがあります。






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