便秘 症状 合併症
便秘は腹痛を起こします。
この腹痛は排便で力んだときにのみ起こりますが、
排便と次の排便の間にも腹痛が続く人もいます。
便秘は吐き気や食欲不振も起こします。
排便時に力むと、肛門周囲の静脈にかかる圧力が上昇するため痔になります。
力むと、一時的ですが血圧も非常に高くなります。
便秘は、憩室の病気を起こす大きな原因の1つです。
小さく硬くなった便を移動させるのに必要な圧力が、
大腸壁を傷つけるからです。
この大腸壁の損傷が風船のような袋である憩室を形成し、
それが詰まって炎症を起こすことがあります。
宿便は、便が大腸の最後の部分と直腸で硬くなり、
他の便の通過を妨げる状態ですが、ときどき便秘を起こします。
この状態は高齢者、妊娠している女性、
結腸無力症がある人で特によく起こります。
便がたまるとけいれんや直腸の痛みが起こり、
排便しようとして力んでも効果がありません。
水様性粘液や水様性便が停滞部の周囲から流れ出て、
下痢と間違えることがあります。
便がたまると便秘がさらに悪化します。
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2011年5月7日土曜日
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