腹膜炎 症状
嘔吐、発熱(38℃以上)、腹部の圧痛がみられます。
その他の症状は、感染症が炎症に続いて生じたかどうか、
また感染症の種類や広がりによっても異なります。
腹痛は限局したものもあれば腹部全体に及ぶものもありますが、
いずれの場合もひどく痛みます。
腹膜炎は、ただちに治療をしなければすぐに合併症が起こります。
放置しておくと、1つまたは複数の膿瘍が形成され、
感染症が組織の瘢痕(癒着)を残して腸管を閉塞します。
その結果、便を押し出す腸の力(ぜん動)が止まります(イレウス)。
血流から体液がにじみ出て腹腔へたまります。
重度の脱水症を来し、
血流から電解質(ナトリウムやカリウムなど)が失われます。
これに続いて、呼吸障害、腎不全、肝不全、
広範囲にわたる血栓症などの主要な合併症が起こります。
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2011年5月30日月曜日
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