2011年6月27日月曜日

筋骨格系病気!『診断 』続き

臨床検査


臨床検査は、筋骨格系の病気の診断にしばしば有用です。


たとえば炎症が起きていると、赤血球沈降速度(ESR:血液を試験管に入れたときの赤血球が沈む速度)の値が高くなります。


クレアチンキナーゼの血中濃度(筋肉が損傷を受けると、正常な筋細胞内の酵素が漏れ出して血液中に放出される)も有用です。


関節リウマチでは、血液検査でリウマトイド因子を測定することが、診断の決め手となります。


痛風では、しばしば尿酸値が高くなります。


臨床検査は、治療の経過をみるためにも有用です(たとえば赤血球沈降速度は、特に関節リウマチやリウマチ性多発筋痛症の治療経過をみるときや、骨髄炎の確定診断に有用)。




神経の検査

神経伝導試験 は、筋肉につながっている神経の機能が正常かどうかをみるための検査です。


これは、結節性多発性動脈炎や尺骨神経麻痺の診断に用いられます。


筋電図は、しばしば神経伝導試験とともに行われる検査で、神経から筋肉へと伝わる電気信号を記録することで、筋肉や、神経と筋肉の接合部(神経筋接合部)が正常であるかどうかをみます。


この検査は、異常が主に筋肉にあるのか、筋肉につながっている神経にあるのかを調べるのに役立ちます。


筋萎縮性側索硬化症や皮膚筋炎などの診断にも有用です。




X線検査

X線検査では通常、痛みのある部位を撮影し、骨折、腫瘍、外傷、感染、奇形(先天性股関節脱臼など)などを診断します。


関節が損傷を受けたかどうかの診断を補助するものとして、単純X線撮影や、関節に負荷をかけた状態でのストレスX線撮影を行います。


関節内の靭帯などを描出するためには、関節腔に造影剤を注入してX線検査を行うことがあります(関節造影)。


関節内の断裂した靭帯や壊れた軟骨組織の描出も可能です。


しかし、現在ではこれに代わってMRI検査が主流となっています。




二重エネルギーX線吸収法


骨密度の正確な評価に最適な検査です。


骨粗しょう症のスクリーニングや診断に、この二重エネルギーX線吸収法(DEXA)検査は欠かせないものとなっています。


この検査では低線量のX線を2カ所の骨(脊椎と股関節)に照射します。


2種類の異なるX線エネルギーを使用することで骨と軟部組織とを判別します。


脊椎や股関節など海綿骨を多く含んだ骨で検査することで、非常に正確に骨密度を計測することができます。



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