肩腱板炎(水泳肩、テニス肩、野球肩、肩インピンジメント症候群)とは、
腱板(肩関節で上腕を保持する筋肉と腱)の断裂と腫れを伴う状態をいいます。
肩腱板炎は、野球の投球、ウエートリフティング、ラケットでボールをサーブする、
水泳の自由形、バタフライ、背泳ぎといった、
腕を頭よりも高く上げる動作を繰り返し行うスポーツが原因で起こります。
腕を頭より高く上げる動作を繰り返すと、上腕骨の上端が肩の関節や腱の一部とすれ合うため、
腱の線維に微小な断裂を生じます。
痛みがあってもその動作を続ければ、腱が断裂してしまったり、
腱の付着部位の骨がはがれてしまう(剥離骨折)ことがあります。
主な症状は肩の痛みです。
痛みは当初、腕を頭よりも高く上げたり、そこから前へ強く振り出す動作の際にだけ生じます。
後になると、握手のため腕を前へ動かしただけでも痛むようになります。
通常は、ものを前方へ押す動作をすると痛みますが、
ものを体の方に引き寄せる動作では痛みはありません。
炎症を起こした肩は、特に夜間などに痛むことがあり、眠りが妨げられます。
いくつかの方向に腕を動かしてみて、特定の動きや、
特に腕を肩よりも高く上げる動作に痛みやピリピリ感を伴うことで、肩腱板炎と診断されます。
診断にはMRI検査が非常に有用です。
治療では、損傷を生じた腱を使わずに休め、肩の筋肉を強化します。
ものを押しやる動作や、ひじを肩より高く上げる動作を伴う運動はすべて避けます。
代わりに、ゴムバンドなどを使用した運動を行います。
腕を体側につけて、前腕を床と平行にしてゴムバンドを持ちます。
ひじを支点としてゴムバンドを引きながら、この腕を前方向、後ろ方向、
横方向(手が体から離れる向きと、腕を胸の前に引き寄せる向き)に動かします。
この運動は、肩の腱板のバランスを回復させ、
腕を頭よりも高く上げる動きを含む動作中に腱板がぶつからないようにする働きがあります。
損傷が特に重度な場合は手術もときに行われ、腱が完全に断裂していたり、
1年たっても完治しない場合が対象となります。
手術では腱板がぶつからずに動かせるように、肩の骨から余分な部分を切除します。
同時に、腱板の修復も行われます。
肩を強化する運動
治療用ゴムバンドによる肩の強化運動
治療用ゴムバンドを腰と同じくらいの高さのドアノブに結びつけます。
(1)ドアに向かって上腕を体の横につけてひじを曲、前腕を床と平行にしてゴムバンドを持ち、背中の方向に10回引きます。
(2)次にゴムバンドを持ったまま、体を90度回転させてドアに対して横向きに立ち、腕を胸の高さで床と平行に保ったまま、胸の前から外に開くように回転させて、ゴムバンドを10回引きます。
(3)さらに体を90度回転させてドアに背を向け、ひじを曲げてゴムバンドを持ち、前腕を床と平行に前は押し出すように、ゴムバンドを10回引きます。
(4)次に体を90度回転させて、ひじを体側につけてゴムバンドを持ち、前腕を床と平行に回転させて腹の方に引き寄せ、ゴムバンドを10回引きます。
(1)~(4)までを1セットとし、これを3セット行います。
この運動は肩腱板の機能を回復させ、腕を頭より上に上げられるようにします。
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2011年9月6日火曜日
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