2011年12月29日木曜日

白血病!『急性リンパ球性白血病』

急性リンパ球性白血病は、正常ならリンパ球になる細胞ががん化して、


急速に骨髄の正常細胞に取って代わる、命にかかわる病気です。


急性リンパ球性白血病(ALL)はあらゆる年齢層で発症しますが、


小児のがんとして最も多く、15歳未満の小児がんの25%を占めます。


2~5歳の年少児に特に多くみられます。


成人では65歳を超えるとやや多くなります。


急性リンパ球性白血病では、非常に未熟な白血球が骨髄に蓄積し、


正常な細胞を産生する細胞を破壊して入れ代わります。


白血病細胞は血流に乗って肝臓、脾臓、リンパ節、脳、


精巣などに運ばれ、そこで成長と増殖を続けることもあります。


また、脳と脊髄を包む膜を刺激して炎症を起こしたり(髄膜炎)、


貧血、肝不全、腎不全やその他の臓器の障害を起こしたりします。









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