乱視も屈折異常の1つです。
乱視は角膜や水晶体のカーブが不規則であるために起こるもので、
ものがわずかにぼやけて見えるようになります。
乱視だけが単独で起こる場合と、その他の屈折異常と一緒に現れる場合があります。
奥行き感覚(深径覚)とは、空間内でものの位置関係を感じとる能力のことです。
奥行き感覚に障害が出ると、
2つのものを見たときそのどちらが自分に近い位置にあるのかがわからなくなります。
片方の眼に視力喪失や屈折異常があると奥行き感覚が低下します。
左右の眼にそれぞれ映った2つの像を1つの3次元画像に統合する脳の機能が損なわれた
場合にも奥行き感覚が低下し、その結果、複視(ものが二重に見える状態)が生じます。
奥行きの把握を助ける情報に関しては片方の眼からだけでもかなりの情報量が脳に伝達
されているので、片眼を閉じてもう片方の眼だけで2つのものを見たときも、
普通はどちらが自分に近いかを識別できます。
複視とは、1つのものを見たときにそれが2つに見えてしまうことをいいます。
複視は、眼の動きを調節している筋肉のうちの1つあるいは複数の筋肉が弱まって斜視が
生じたときに起こることがあります。
その他の原因としては、疲労、アルコール依存症、多発性硬化症、外傷、白内障などがあります。
複視が突然生じた場合は、腫瘍、動脈瘤(どうみゃくりゅう)、
血栓などの重い病気が脳や神経に起こっている可能性があります。
明るい光の周囲に光のぎらつき(グレア)やにじみ(ハロ)を感じる人もいます。
これは、特に夜間に車を運転しているときによく起こります。このような症状は高齢者や、
特定の屈折矯正手術を受けた人、特定の種類の白内障の人でよくみられます。
瞳孔が大きく開いた状態の人、たとえば、眼の検査のため点眼薬を使った後や、
もともと瞳孔が大きい人なども光のぎらつきやにじみを感じることがあります。
瞳孔が大きく開いた状態だと、光は水晶体の周縁部からも眼の中に入ってきます。
このような光は瞳孔の中央部を通って入ってきた光とは屈折の仕方が異なるので、
それによってぎらつきが生じます。
高齢者の多くは、薄暗くなるとものが見えにくくなります。
このような症状を夜盲(俗に「とり目」)ともいいます。
夜盲の原因として最も多い病気は白内障ですが、
網膜色素変性症などの網膜変性症でも夜盲が現れます。
閃光や、明滅する光が見えるなどの症状を感じる人もいます。
このように感じるのは、眼の後ろ側の部分を満たしているゼリー状の液体
(硝子体[しょうしたい]液)が動いているためであることが多いのですが、
網膜剥離や片頭痛が原因であることもあります。
閃光は、後頭部を殴られたりぶつけたりしたときにも見えることがあります
(俗に「眼から星が出る」などと表現されます)。
これは脳の中で像が変換される部分に刺激が与えられるために起こると考えられています。
飛蚊症とは、眼の前に暗い色の動き回る小さな点が現れる症状です。
これは、硝子体液を構成している微細な線維のかたまりが動くのが見えているものです。
動きは速いこともあれば、ゆっくりの場合もあります。
年齢が高くなるにつれて飛蚊症を訴える人は多くなります。
飛蚊症が視力に影響を与えることはまれで、通常は問題ないと診断されます。
しかし、点の数が急激に増えた場合、特に閃光を見る症状と一緒に起こった場合は、
網膜剥離などの重篤な病気を起こしている可能性があるので、眼科医の診察を受ける必要があります。
色覚異常の人は、ある特定の色を認識できません。
あるいは、色覚が正常な人と比較して、特定の色の感じ方の強度が異なる場合もあります。
たとえば、最も多い色覚異常の赤緑色盲では、暗い緑色や淡い緑色、
あるいは暗い赤色や淡い赤色の識別がつきにくくなります。
緑と赤の両方が識別しにくい場合もあります。
多くの場合、異常の程度は軽く、
色覚検査を受けて初めて自分が色覚異常であることに気づく人も少なくありません。
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2012年1月16日月曜日
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