尿タンパク
1)検査の意義
腎疾患のスクリーニング検査として重要です。
急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、
糖尿病性腎症などを疑います。
2)基準値
陰性(-)
参考)日本人間ドック学会:ガイドライン
3)改善ポイント
健常者でも過度な運動やストレスなどにより陽性になることがあります。
検査の前日などは、激しい運動は避けること。
その検査結果が持続して陽性に出るようなら、必ず医師の診断を受けましょう。
クレアチニン
1/検査の意義
血清クレアチニン濃度は糸球体濾過能と密接な関係があり、
食事や尿量の影響を受けにくいので腎機能障害の指標としてきわめて有用です。
2/基準値
男性:<1.1mg/dL
女性:<0.8mg/dL
参考)日本人間ドック学会:ガイドライン
3/改善ポイント
異常値の場合は腎臓に異常があることを疑いますので、
まずは医師の診断を受けてください。
総コレステロール
1/検査の意義
コレステロール値の測定は生活習慣病健診に欠かせません。
そのほか、肝・胆道系疾患、あるいは内分泌疾患の検査にも重要です。
2/基準値
<220mg/dL
参考)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患診療ガイドライン
3/改善ポイント
高値の場合は高コレステロール血症を疑います。
高コレステロール血症は動脈硬化症のリスクファクターでもあるので、
高コレステロール血症と診断された場合は、食事療法は大切です。
まずは、医師の診断を…。
トリグリセリド
1/検査の意義
糖尿病、肥満症、虚血性心疾患などの病態で測定意義があります。
2/基準値
<150mg/dL
参考)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患診療ガイドライン
3/改善ポイント
正常高値の場合は高脂肪食、高糖質食などが考えられますので、まずは食事の改善を…。
異常値の場合は医師の診断を受けてください。
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2012年2月11日土曜日
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