2012年5月29日火曜日

身体表現性障害!『転換性障害』  Ⅲ

転換性障害  治療


治療には、医師と患者の信頼関係が必要不可欠です。


体の異常がないかどうかを調べ、


重大な病気を示すような症状ではないことを患者に伝えて安心させると、


たいていの場合、患者は良くなったと感じるようになり、


症状は消えていきます。


発症のきっかけとなる精神的な悩みがある場合は、


心理療法が特に効果的です。


これまでにさまざまな治療法が試みられています。


ときに有効な方法もありますが、


どの患者にも一様に効果がある治療法は知られていません。


催眠療法では、患者を催眠状態にして、


症状の原因になっている心理的な問題を見つけ出し、


それについて対話します。


催眠を解き、患者が完全な覚醒(かくせい)


状態になった後も対話を続けます。


このほか、めったに用いられませんが、


麻酔分析という治療法があります。


催眠に似た方法ですが、


患者に鎮痛薬を投与して半睡眠状態にするという点が異なります。


リラクセーション訓練などの行動療法も、


人によっては効果があります。

























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