トリコモナス症は、腟トリコモナスという単細胞生物によって腟や尿道に起こる性感染症です。
腟トリコモナスは一般に、男女両方の生殖管や尿管に感染しますが、症状が出るのは主に女性です。
生殖年齢にある女性の約20%が腟のトリコモナス症を発症します。
男性の場合は、症状がほとんどない尿道感染症がよくみられますが、
まれに精巣上体や前立腺が感染します。
地域によっては、非淋菌性尿道炎の5〜10%がトリコモナスによることもあります。
トリコモナス症 症状 診断
女性の場合、この病気は通常、黄緑色の泡立った分泌物が腟から出ることで発症します。
分泌物の量は少ないこともあります。外陰部が過敏になって痛み、性交痛も起こります。
重症の場合、外陰部や周辺の皮膚が炎症を起こし、陰唇が腫れます。
排尿痛や頻尿など膀胱感染症で起こるのと同じような症状だけが起こることもあれば、
他の症状と併せて起こることもあります。
トリコモナス症の男性の場合は、症状はなくてもセックスパートナーに感染を起こします。
また、尿道から分泌物が出て、排尿痛、
頻尿などの症状を伴う非淋菌性尿道炎にかかっている男性もたくさんいます。
前立腺感染症とトリコモナスの関係は明らかではありません。
男性からトリコモナスを検出するのは、女性から検出する場合より困難です。
女性の場合は通常、腟分泌物を顕微鏡で調べて病原体を見つけるか、
数日間培養すればすぐに診断がつきます。
トリコモナスは淋菌感染症やクラミジアに感染している人によくみられるので、
他の性感染症の検査も並行して行います。
男性の場合も、陰茎の先から出る分泌物を朝一番の排尿前に採取し、
顕微鏡で調べ、さらに培養して検査します。
尿の顕微鏡検査でトリコモナスを検出できることもあります。
トリコモナス症 治療
メトロニダゾールの単回経口投与で女性の場合は95%が完治しますが、
セックスパートナーも同時に治療しなければ再感染するおそれがあります。
男性に単回投与療法が有効であるかは不明ですが、通常は7日間の治療で完治します。
メトロニダゾールは、アルコールと一緒に服用すると、吐き気や肌の紅潮を引き起こします。
また、口の中に金属の味がし、吐き気や白血球数の減少が起こり、
女性では腟カンジダ症にかかりやすくなります。
メトロニダゾールは、妊娠中、特に最初の3カ月間は服用を避けた方がよいでしょう。
感染症が治癒する前に性交をもつと、パートナーにうつしてしまう危険があります。
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2011年2月27日日曜日
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