2011年4月7日木曜日

消化器の病気 『食道の病気 続き 』 

食べものの送りこみの異常


食べものが口から胃へと運ばれるためには、口とのどが協調して正常に機能すること、食道がぜん動すること、そして食道括約筋が弛緩(しかん)することが必要です。

これらの機能に1つでも問題があると、嚥下困難、逆流、嘔吐、誤嚥(ごえん:吸いこんだときに食べものが気道に入ってしまうこと)が起こります。


のどの送りこみ障害


のどの送りこみに障害が起きると、食べものをのどの上部から食道へ送り出すことができなくなります。

これは特に、のどの筋肉やそれを支配する神経が障害を受けたときに起こります。

最も多い原因は、脳卒中です。

そのほかに、皮膚筋炎、強皮症、重症筋無力症、筋ジストロフィ、ポリオ、偽球麻痺(ぎきゅうまひ)、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病)などでも、のどの筋肉や神経が障害されます。

また、抗精神病薬の1つであるフェノチアジンはのどの筋肉の機能に影響を及ぼすため、この薬の服用も嚥下困難の原因となります。

のどの食べものの送りこみ機能に異常があると、食べものが鼻の奥から逆流したり、食べものを気管内に吸いこんだりするため、せきこみやすくなります。



輪状咽頭の協調不能では、上部食道括約筋(輪状咽頭筋)が閉じたままになったり、あるいは、嚥下運動と協調せずに開いたりします。

括約筋の機能に異常があると、食べものが気管や肺に繰り返し入りこんで肺が感染症を起こし、次第に慢性の肺疾患へと進行します。

このような場合には、手術で括約筋を切開して永久的に弛緩させます。

もし異常を放置しておくと、輪状咽頭筋の部分から食道の壁が後方へと押し出され、その結果、憩室と呼ばれる袋が形成されることがあります。





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