2011年4月5日火曜日

消化器の病気 『症状 続き』

逆流

逆流とは、吐き気がなく、腹部の筋肉も強く収縮させていないのに、食道や胃から食べものが上がってくることをいいます。

通常は、胃と食道の間にある輪状の筋肉(括約筋)が逆流を防いでいます。逆流が起こると酸っぱい味や苦い味がしますが、それは胃から酸が上がってくるためです。

食道に狭窄(きょうさく)や通過障害がある場合は、粘液や未消化の食べものを含んだ、味のしない液体が逆流してくることがあります。

食道の通過障害は、胃酸による食道粘膜の障害、食道癌、食道と食道から胃への開口部にある食道括約筋との協調作用を行う神経の異常などによって起こります。

特に身体的な原因がないのに逆流が起こることがあります。

このような逆流を反芻(はんすう)といい、多くは食後15〜30分で少量の食べものが胃から逆流してきます。

逆流物はしばしば口まで到達し、再び咀嚼(そしゃく)、嚥下されることもあります。

反芻は痛みや嚥下困難を伴うことなく起こり、幼児にはよくみられます。

成人では、情緒障害のある人、特にストレスにさらされている人にみられます。




嚥下困難

嚥下困難とは、食べものがのどから胃にうまく流れない感じがしたり、食べものが下りていく途中で詰まった感じがすることです。

のどや食道、あるいはその近くの器官に物理的な障害物ができて液体や固体の流れが妨げられると嚥下困難が生じます。

食道癌はその典型例です。

また、嚥下困難は神経系や筋肉の異常によっても起こります。

このほか、心理的な要因で嚥下に問題が生じることもあります(心因性嚥下障害)。




心因性嚥下障害

心因性嚥下障害(以前は「ヒステリー球」と呼ばれていた症状)は、のどに何かがあるわけではないのに、あたかもかたまりか何かでのどが詰まったように感じることです。

この嚥下障害は、食道の筋肉の働きや感覚の異常などが原因となって起こります。

また、胃酸と酵素が胃から食道に逆流するときにも起こります(胃食道逆流症)。

不安あるいはその他の強い感情や、呼吸が早くなることによって、嚥下の回数が増えたり、のどが乾燥したりすることも心因性嚥下障害の原因となります。

心因性嚥下障害によって生じる感覚は、悲嘆、不安、怒り、誇り、幸福感などの感情が極まったときの、胸が詰まってものが言えない状態に似ています。



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