2011年4月23日土曜日

消化器の病気 『急性膵炎 続き 』

急性膵炎 合併症


膵臓が損傷を受けると、活性化された酵素やサイトカインなどの毒性物質が漏れ出て、


腹腔に流れこみます。


そして、腹腔の内膜(腹膜炎)や他の臓器を刺激して炎症を起こします。


活性化した酵素とサイトカインは腹腔から吸収されて、リンパ管中に入り、


最終的には血液中に入ります。


これが低血圧や、肺などの腹腔外の臓器に障害をもたらします。


膵臓のホルモンをつくる部分、


特にインスリンを産生する部分は障害や悪影響を受けない傾向にあります。


急性膵炎を起こした人で5人に1人は、上腹部が腫れます。


この腫れた状態は、胃と腸の内容物の動きが止まるために起こるものか(腸閉塞)、


炎症を起こした膵臓がふくらんで、胃を前方に押しやるために現れるものです。


また、体液は腹腔中にもたまり、これは腹水とよばれます。


重症型の急性膵炎(壊死性膵炎)では、血液と膵液が腹腔に流れこみ、


全身の血液流量を減少させて血圧低下が起こります。


ショック(ショックを参照)を起こすこともあります。


重症の急性膵炎は生命にかかわります。


炎症を起こした膵臓が感染すると危険で、特に発症の1週間目以降にリスクが高くなります。

急性膵炎の症状が悪化したり、


他の初期症状が治まった後で発熱と白血球数の増加がみられたら、


医師は感染症を疑います。


診断は、血液サンプルの培養(細菌の数を増やす)による細菌の同定と、


CT検査を実施して行います。


検査のために、膵臓に腹部の皮膚から針を挿入して、感染物を抜き取ることもできます。


細菌感染は抗生物質で治療し、感染により壊死した組織は手術で切除する必要があります。


ときには膵臓の酵素、膵液、組織の残がいが集まって、


嚢胞(のうほう)様の構造(偽嚢胞)をつくりますが、


この構造には膵臓にできる通常の嚢胞にみられるような膜がなく、


風船のようにふくらみます。


この偽嚢胞が増大して痛みを引き起こしたり、その他の症状を起こす場合には、


即座に嚢胞液を抜き取ります。


というのは、それ以上偽嚢胞が大きくなって、感染したり、出血したり、


破裂したりすると死に至るからです。


偽嚢胞の位置によっては、手術をするかカテーテルを腹部の皮膚から通すか、


あるいは口から内視鏡を胃や小腸まで送って排液します。


数週間にわたって偽嚢胞を排液する場合もあります。






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