2011年5月26日木曜日

消化管救急 『消化管出血 続き』

消化管出血 診断


症状と採取した便サンプルの検査結果から消化管出血を疑います。


便に出血が認められない場合は試薬(グアヤク)を用いた便潜血反応検査を行います。


胃の内容物の検査も必要ですが、嘔吐物を調べられなければ、


口から胃までチューブを入れて内容物を採取します。


出血があったことや現在も出血していることが確認されたら、


直腸を触診し、たとえば痔核や直腸裂傷、腫瘍(しゅよう)などの出血源を探します。


次に種々のX線検査と内視鏡検査を行いますが、


どちらの検査を行うかは出血源が上部消化管(食道、胃、十二指腸)であるのか、


下部消化管(下部小腸、大腸、直腸、肛門)であるのかによって変わってきます。


どういう症状があって出血したのかがわかれば、原因の特定に役立ちます。


食事を取ったり制酸薬で痛みが軽減する場合は、


潰瘍(かいよう)によることが多いのですが、


出血性潰瘍では痛みがないこともしばしばあります。


アスピリンやその他の非ステロイド性抗炎症薬も胃粘膜を傷つけるため、


これらの薬の服用の有無を確認します。


はっきりとした理由もないのに食欲不振や体重減少を伴って出血が認められれば、


癌(がん)を疑います。


嚥下(えんげ)困難のある人には、食道狭窄があるかどうかを調べます。


癌が原因で狭窄を起こしている可能性があるからです。


出血直前の激しい吐き気と嘔吐があれば食道破裂が考えられますが、


食道破裂患者の約半分は出血前の吐き気や嘔吐は認められません。


出血や潜血便に伴って便秘や下痢が生じたり悪化した場合は、


下部消化管の癌やポリープのことが多く、


この傾向は特に45歳以上の人にみられます。


便の表面に鮮血が付着していれば、


直腸癌または痔核などの直腸の病気が原因でしょう。


その人がもともとかかっている病気がわかれば、


出血の原因を特定するのに役立ちます。


たとえば肝臓の病気がある場合は、


胃や小腸に動静脈奇形や食道静脈瘤が発生しやすくなります。





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