急性細菌性髄膜炎 治療 経過
急性細菌性髄膜炎は、特に髄膜炎菌が原因のときには、数時間から数日以内に死亡するおそれがあるため、通常は検査結果を待たずにただちに治療が開始されます。
1種類以上の抗生物質(抗生物質を参照)が、静脈投与されます。
病状が非常に悪い場合は、脊椎穿刺さえも後回しにして、抗生物質による治療が開始されます。
初期段階で使用される抗生物質の選択は、脳脊髄液の迅速検査結果を含めた所見に基づいて、感染の可能性が最も高い細菌に有効な抗生物質が選ばれます。
12日後に細菌の種類が同定されれば、その細菌に最も有効な抗生物質に変更されます。
小児には、デキサメタゾンなどのステロイドが使用されます。
ステロイドは、抗生物質の投与後に細菌が抗生物質に分解されるために起こる炎症を鎮めて、脳の腫れと頭蓋内圧の上昇を抑えます。
ステロイドは小児には効果的ですが、成人への有効性は確定していません。
ステロイドは免疫系を抑制するため、通常は重度の感染症には使用されませんが、細菌性髄膜炎は例外です。
ステロイドの投与は、抗生物質の初回投与の前または同時に始めて、1~2日間だけ続けるのが最も効果的です。
髄膜炎の原因と、抗生物質治療の有効性が確実ではない場合は、ステロイドを使用するのは危険です。
治療には、熱、発汗、嘔吐、食欲不振によって失われた水分の補給が行われます。
急性細菌性髄膜炎の合併症に対しては、特異的な治療が必要です。
けいれん発作には抗けいれん薬が投与されます。ウォーターハウス‐フリデリクセン症候群でみられるようなショック(ショックを参照)が起きた場合には、血圧を上昇させるために輸液と薬の静脈投与が行われます。
頭蓋内圧が危険レベルにまで上昇した場合は、呼吸数を増やすために人工呼吸器が装着されます。
呼吸数が増えると血液中の二酸化炭素量が減り、頭蓋内血管の血液量が調整されて、頭蓋内圧が減少します。
マンニトールも静脈投与されます。
マンニトールは脳の水分を血流内へ移動させて、頭蓋内圧を下げる効果があります。
ステロイドは炎症が起きた血管の修復に役立ちます。
その後、血管は脳の余分な水分を血流内に活発に取りこみます。
頭蓋内圧の変動は、頭蓋骨にドリルで開けた小さな穴から差し込んだ細いカテーテルを使ってモニタリングされます。
このカテーテルは、頭蓋内圧測定用ゲージに連結されます。
素速く治療すれば、急性細菌性髄膜炎を発症した人のほとんどは完全に回復します。
しかし診断や治療が遅れれば、特に非常に幼い小児や高齢者では、脳に永久的な障害が残ったり死亡するリスクが高くなります。
患者の中にはけいれん発作の治療を一生続けるようになる人や、永久的な精神障害や麻痺などの神経学的な問題が残る人もいます。
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