2011年10月20日木曜日

脳・脊髄の感染症!『急性細菌性髄膜炎』 ③

急性細菌性髄膜炎 診断


2歳以下の小児が原因不明の熱を出し、おかしいと思われる場合はただちに医師の診察を受けさせてください。


ぐずり方が次第にひどくなる、異常にうとうとしている、何も食べようとしない、吐く、けいれん発作が起こる、首の硬直があるなどの場合は大至急治療が必要です。


発熱、頭痛、皮膚の発疹、錯乱、不応答(昏迷)、けいれん発作、首の硬直の症状があれば、成人でもただちに診察が必要です。


医師は診察の間、首の硬直や特徴的な皮膚の発疹など、髄膜炎の証拠になる徴候を探します。


1つの方法は、あお向けに寝ている患者の首が前に曲がるかどうかのテストで、髄膜炎が起きていれば、このとき無意識に膝(ひざ)が曲がります。


次にその膝を真っすぐに伸ばそうと試みます。


髄膜炎が起きていると、伸ばすことは困難です。


患者にこのような反応が現れるのは、膝を伸ばす操作によって炎症が起きている髄膜がさらに刺激されるためです。


髄膜炎が疑われるときには、ただちに治療を開始するか、あるいは最初に原因を診断するための検査を行うかを、医師は判断しなくてはなりません。


病状が悪い場合は、検査の結果が出る前に、ただちに1種類以上の抗生物質が投与されます。


病状が悪くない場合には、治療を始める前に細菌、ウイルス、その他の微生物による髄膜炎なのか、あるいは自己免疫反応や薬の使用などが原因の非感染性髄膜炎なのかを調べる検査が行われます。


髄膜炎を診断し原因を突き止めるには、通常は脊椎穿刺が行われます。


細い穿刺針を腰骨の2個の椎骨の間に差し込み、脳脊髄液サンプルを採取します。


脳脊髄液中の糖とタンパク質の量、白血球の数と種類を測定すると、細菌感染なのかウイルス感染なのかを区別する手がかりが得られます。


さらに細菌の種類を同定するために、脳脊髄液の顕微鏡検査が行われます。


顕微鏡検査で細菌がまったく発見されなかった場合は、髄膜炎菌や肺炎球菌などの一部の細菌を迅速に同定するための検査が実施されます。


脳脊髄液中の細菌抗体検査や、DNAを増幅させるPCR法(ポリメラーゼ連鎖反応)などが用いられます。


脳脊髄液のサンプルは検査室で培養され、菌が増殖すると同定できます。


さまざまな抗生物質への細菌の感受性試験が行われ、その結果によってただちに開始する抗生物質療法に調整が加えられます。


ウイルスや真菌などの、別の病原体の可能性も考慮されます。


脳脊髄液をさらに詳しく分析して、単純ヘルペスウイルスなどのウイルスや、日常の検査では同定しないその他の微生物を調べます。


また血液、尿、鼻やのどの粘液、感染した皮膚の膿を採取して培養が行われ、診断に利用されます。

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