2011年4月6日水曜日

消化器の病気 『診断 続き』

胃管

胃管は、柔軟なプラスチック製の細いチューブで、鼻または口から胃や腸に挿入して使用します。

診断にも用いられますが、治療の目的にも使われます。

検査中、むかついたり、実際に吐き気を催したりする人もいます。

使用するチューブの太さは目的によって異なります。

経鼻胃管(鼻から胃に挿入するチューブ)は、胃液の採取に使われます。

チューブは口ではなく鼻から入れます。

鼻から入れた方がうまく食道に入りやすく、また、刺激が少ないためせきも出にくいからです。



経鼻胃管で、

(1)胃液に血液が混じっているかどうか確認する、

(2)胃液を分析して酸性度や酵素、そのほかの特徴を調べる、

(3)毒物による中毒では胃液を分析して毒物を突き止める、といったことができます。

場合によっては、チューブを入れたままにして、胃液の採取を数時間続けることもあります。

また、経鼻胃管は治療目的にも使われます。

たとえば、毒物を胃から吸い出したり活性炭で中和する、あるいは、食べものを飲みこめない場合に液状の食べものを胃管から投与するなどです。

経鼻胃管は胃の内容物を継続的に除去するために使われることもあります。

チューブの一端を吸引装置に接続して、胃の中のガスと胃液を吸い出します。

これにより、消化器系に通過障害や機能障害がある場合に、消化器系の内圧を下げることができます。

腹部の手術後、消化器系の機能が正常に回復するまでの間によく用いられる方法です。

経鼻腸管では、さらに長いチューブを鼻から挿入し、胃を通過して小腸まで入れます。

この方法により、小腸の内容物のサンプルを採取したり、小腸内の液体を継続的に除去したり、栄養を補給したりすることができます。



食道内圧測定

食道内圧測定は、圧力計を備えたチューブ(マノメーター)を食道に入れて食道内の圧力を測定する検査です。

この検査で、食道の収縮により食べものが正常に送り出されているかを調べることができます。

同様の圧力計は大腸の検査にも使われています。

その場合は、便を前方に送り出して排便を起こすのに十分な収縮が起きているかを調べます。

食道内圧を測定するとき、同時に食道のpH測定(食道の酸性度を測定する検査)も行うことがあります。

pH測定により、食道への胃酸の逆流(胃食道逆流症)があるかどうか判断できます。

測定は1回だけ行うこともあれば、複数回行うこともあります。








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