せき、息切れ(呼吸困難)、呼吸時のゼイゼイ、ヒューヒューという音(喘鳴[ぜんめい]、喘音)などが、肺の病気でよくみられる症状です。
また、せきとともに血を吐いたり(喀血[かっけつ])、血液中の酸素が足りないために皮膚の色が青っぽく変化したり(チアノーゼ)、胸に痛みを覚えたりします。
肺の病気が長びくと、指がばち状に変化するなど、全身の他の部分に変化が起こることもあります。
こうした症状は、呼吸器疾患のみでみられるわけではありません。
胸痛は、心疾患や消化器疾患によって起こることもありますし、息切れは心疾患で起こることもあります。
せきは急激に空気を吐き出す動作で、気道から異物を除去する働きをします。
せきは日常的にしている動作ですが、実際には複雑な反射反応で、肺と気道を保護する大切な手段です。
せきは他の防御機構とともに、吸いこんだ粒子から肺を保護します。
せきをすると、粘液や肺から排出された細胞などが混ざったたんが出てくることがあります。
気道が刺激されると、せきが出ます。
細菌やウイルスによる呼吸器感染症は気道に炎症を起こし、よくせきが出ます。アレルギー性物質も気道に炎症を起こします。
タバコを吸う人がせきをするのは、タバコの煙に対する反応と、タバコの煙によって気道の異物を除去する髪の毛状の突起(線毛)など、気道を覆っている細胞がダメージを受けるためです。
せきと一口にいってもその症状はさまざまです。
特に、胸痛や息切れ、大量のたん、粘り気の強いたんなどを伴うせきは、苦しいものです。
しかし、タバコを吸う人にみられるように、せきが数十年も続いているときには、自分ではせきをしていることを自覚していない場合もあります。
せきに関する情報は、医師が診断を確定するのに役立ちます。診察時には、次のような質問をされるでしょう。
せきが続いている期間は。
1日のうち、せきが出る時刻は。
冷たい外気、特定の姿勢、会話中、飲食中など、何かをきっかけにせきが出るか。
せきは、胸の痛み、息切れ、しゃがれ声、めまい、喘鳴などと一緒に起こるか。
せきをすると、たんや血が出るか。
たんの色は何色か。
たんの状態も、診断の際に役立ちます。黄色や緑色、茶色がかったたんは、細菌感染を意味します。
透明で粘り気の強いたんは喘息(ぜんそく)に特徴的です。
たんを顕微鏡で観察し、細菌や白血球がみられれば、感染症の疑いが強くなります。
白血球のうち、好酸球が認められれば喘息を意味します。
出血を伴うせきでは気管支炎を疑いますが、肺癌(はいがん)の場合もあります。
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2011年2月22日火曜日
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