2011年2月22日火曜日

肺,気道の病気 『症 状 Ⅳ』

喘鳴とは、気道が部分的に狭くなっているため、呼吸の際に聞こえるゼイゼイ、ヒューヒューという笛のような音です。

喘鳴は、気道内部のどこかが狭くなっているために起こります。

それは、喘息や慢性閉塞性肺疾患などで全体が狭くなっていたり、腫瘍などによって一部が狭くなっていたり、気道内に異物がとどまっていることなどが原因です。

周期的に起こる喘鳴は喘息が原因となっていることがほとんどですが、喘息ではない人にもときどき喘鳴が起こります。

医師は患者の呼吸を聴診器で聞き、喘鳴かどうかを診断しますが、ひどい喘鳴は聴診器なしでも聞き取れます。

気道の一部の狭窄による喘鳴の場合、腫瘍や異物などのある領域を触診すると、患者が深い呼吸をしたときには、喘鳴と同時に振動が認められます。

患者がタバコを吸っており、喘鳴が1カ所で持続している場合は、肺癌の疑いがあります。

肺癌が胸部X線検査で確認できない場合は、気管支鏡検査を行います。

肺機能検査 は、気道がどの程度狭くなっているかを測定し、治療の有効性を判断するために必要です。


喘音は、のど、声帯、気管などの一部が詰まって起こる、呼吸時のゼイゼイ、クークーという鳴き声のような音です。

喘音は息を吸うとき、より明瞭に聞こえます。


喘音は、少し離れた場所でも聞こえるほど大きな音ですが、深い呼吸をしているときだけ聞こえることもあります。

この音は、狭くなった上気道を勢いよく空気が流れることで生じます。

子供の場合は、喉頭蓋の感染症や、異物を飲みこんだことによって生じることもあります。

大人では、腫瘍や膿瘍、上気道の腫れ、声帯の機能異常などが原因になることもあります。


安静時に呼吸困難を起こす喘音には、緊急の治療が必要です。

このような場合、口や鼻からチューブを通す方法や、小さな穴を空け、気管に直接チューブを通す方法によって空気を送り、窒息を防ぎます。


喀血1、気道から出血した血液が、せきとともに吐き出されることを喀血(かっけつ)といいます。


喀血するとだれでも驚きますが、ほとんどの場合、重い病気ではありません。感染症が原因で起こることがほとんどです。

原因がわからず、大量の血がたんに混ざっている場合は、医師の診察を受ける必要があります。


腫瘍、特に肺癌は喀血のみられる症例の20%を占めています。

40歳以上の喫煙者(および、40歳以下であっても、10代でタバコを吸いはじめた人)が喀血を起こした場合、それがたんに血がにじむ程度であっても、肺癌の検査を受けるべきです。

血のかたまりで動脈が詰まる肺塞栓症によって生じる肺組織の壊死でも、喀血を起こします。


特に重症の患者では、肺の血管内と心臓内の血圧を測定するために、肺動脈にカテーテルを挿入します。このカテーテルについたバルーンが血管を破るようなことがあると、大出血を引き起こします。

心不全や僧帽弁狭窄症と同様、肺静脈の血圧が高い場合にも、喀血を起こします。

そのほか、動静脈全体の先天異常など、肺血管系の病気が喀血を起こすことがあります。









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