2011年2月22日火曜日

気道の病気 『症 状 Ⅴ』

治療、軽い喀血の場合、治療の必要はないか、感染症の治療のために抗生物質だけが投与されます。

出血を起こすと気道をふさぐ血のかたまりができ、呼吸障害を悪化させます。

せきは気道をきれいに保つために重要なので、せき止め薬でせきを抑えてはいけません。

大きな血のかたまりが気道をふさいだ場合、気管支鏡を用いて血のかたまりを取り除きます。

細い血管からの出血は自然に止まりますが、太い血管からの出血には治療が必要です。

医師は気管支動脈塞栓術と呼ばれる方法で、出血している血管をふさぎます。

X線透視装置を使って血管内にカテーテルを入れ、血管をふさぐための薬やゼラチンでできたスポンジ状の小片、らせん状の針金などを挿入して出血を止めます。

感染症や心不全による出血は、その原因疾患の治療がうまくいけば治ります。

出血を止めるために気管支鏡を用いたり手術が必要な場合もあれば、肺の患部を取り除くための手術が必要な場合もあります。

こうした危険性の高い方法は、あくまでも最終的な手段として行われます。

血液の凝固異常が原因で出血がみられる場合は、血漿、凝固因子、血小板などの輸血が必要になります。



チアノーゼは、血液中の酸素の不足が原因で、指先や唇などの皮膚が、青っぽい色に変化することをいいます。

酸素を含んでいない血液は赤色というより青色に近く、その血液が皮膚の表面近くを流れているときにチアノーゼが起こります。

肺や心臓の重い病気の多くは、血液中の酸素濃度を低下させるので、チアノーゼを起こします。

また、血管や心臓に先天異常がある場合も、肺から戻り心臓へ向かう血液が直接静脈や左心室へ流入するために、チアノーゼを起こします。

これは、先天異常があると、血液が空気中から酸素を取り出す肺胞を通らずに直接心臓へ戻るような通路を通るからです。


血液中の酸素濃度は、動脈血ガス分析で求めることができます。なぜチアノーゼを起こすような血液中の酸素の減少が起こるのか調べるため、胸部X線検査、血液流量検査、肺や心臓の機能検査が必要です。

電極を指先や耳たぶに挟んで用いるパルスオキシメーターを使えば、重症の患者でも酸素濃度を継続して観察できます。酸素吸入療法が、最初に試みられる治療法です。


ばち指とは、手や足の指のつま先が幅広くなって、爪の付け根の部分の角度がなくなった状態をいいます。

ばち指(太鼓ばち状の指)は、爪床の下にある軟らかい組織が隆起して起こります。

この原因は不明ですが、肺癌、肺膿瘍、気管支拡張症などの肺疾患によって起こると考えられています。

しかし、肺炎、喘息、肺気腫などの肺疾患ではばち指にはなりません。

先天性心疾患でばち指がみられることもありますが、遺伝によるもので、病気の徴候ではないこともあります。









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